イシューからはじめよ
そもそもイシューとは?
issue。一般的な用語としては「論点」「課題」「問題」などと訳されることが多いが、「クリティカル・シンキング」においては、論理を構造化する際に、その場で「何を考え、論じるべきか」を指す。
「イシューを特定する」とは、「何を考えるべきか」「受け手の関心は何か」を熟考し、「考え、論じる目的」を押さえることを指す。
本の要約
1. 問題を解く前に、それが本当に解くべき問題であるかイシューであるかを見極める必要がある。
2. 解の質を高めるため、初期の段階で「ストーリーライン」と「絵コンテ」を
作成する必要がある
3. いきなり分析や検証を行うのでなく、粗くてもいいので肝となるサブイシューが
検証可能か見極める
イシューの求め方
仮でも、強引でもいいので具体的な仮説を立てて考え
立てた仮説から、本当に必要な情報や、分析を考えて見ること。
その際、一次情報(誰のフィルターもかかっていない情報)に触れること
世の中の常識、基本的なある程度の塊でブレなく、もれなく素早く調べること
そして、意図的にざっくりやること。(やりすぎないこと)
知りすぎると自分ならではの視点がなくなってしまう。
大きすぎるイシューは分解してサブイシューとし
イシューに基づいて、ストーリーラインを組み立て
分析イメージ作り(絵コンテ)を行う
曖昧なものを全て排除する。
以上。
感想
本にも書かれている事かもしれませんが、何か自分にとっての課題、問題が発生した時に、それにすぐ着手するのでなく、一回立ち止まって本当にそれをそのまま解決させる必要があるのか考えた方がいいよって感じがしました。
上司から言われた事をただ行っていればいいという考えの人はわからないかもしれません。
Aをやっておいて って言われた時に、Aをやる理由を自分なりに考え
考えた課題を解決することに進んだ方がいいよってことと理解しました。